八王子山梨県人会（小山優会長・68）は１月28日、三崎町のマロウドイン八王子で新年会を行った＝右写真。
創設80年以上の歴史ある県人会で現在60人ほどが所属する。当日は会員42人が集まり親睦を深めた。
かつては毎年バス旅行を企画するなど集う機会は多かった。しかし会員減少の時期があり、その歯止めにと「賛同する人なら」と出身者以外も受け入れるように。ところが逆に脱会する人も増え、組織の存続が危ぶまれたこともあった。
「でも同じ故郷を持つ人が集まるってのは、何ていうか親しみがわいていいものだね」と小山さん。小山さんは大月市の出身で27年ほど前に入会、７年前から会長を務める。「今は本当に山梨の人の集まり。このカラーを続けていければ」。若い世代へ会の存在の周知や入会の呼びかけに力を注ぐ。会についての詳細は小山さん【電話】０４２・６４２・７７７０へ。
10、11日に南アルプスで「みんなでこーしー（来てね）」
「十日市（とおかいち）（地元の祭典）もあるので、ぜひこの機会に山梨へこーしー（来てね）」。そう呼びかけるのは山梨県南アルプス市出身でプロバスケ「東京八王子トレインズ」（子安町）スタッフの沢登敏也さん。県人会の会員でもある。
トレインズは２月10日（土）、11日（日）、同市で公式試合を行う。昨年11月に忍野村で女子チームと共同開催したが、単独では初めてのこと。クラブ代表の和田尚之さんがかつて山梨県にある高校へ通い、国体に県代表として出場していたことなどから「恩返し」の意味も込めて企画された。
なお沢登さんの薦めで１月、初めてトレインズの試合を観た県人会会員の内藤英子さん（仲野電機製作所）は「良かったわあ」とプロの試合の迫力に興奮し、試合後選手とハイタッチができたことを喜んでいた。
チケット等問い合わせは事務局【電話】０４２・６４９・４４４０へ。
県人会の小山会長
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地元開催試合をＰＲするトレインズスタッフの沢登さん
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