サイクルラックを案内するセブンイレブンの小島さん
八王子市は３月から市内コンビニエンスストアにサイクルラック等を設置した。設置場所は甲州街道沿いの高尾町にあるファミリーマート高尾駅東店、八王子高尾町店、セブンイレブン高尾山インター店の３店舗。来年３月までの試験的な設置予定。
サイクルラックはスポーツサイクル用駐輪機のことで、このラックは多摩産材でできている。店舗には自転車用空気入れも置いている。
市は「増加するスポーツサイクル利用者の利便性向上を図るため設置しました。今後は安全に通行してもらうための啓発の場などとしても活用していきたい」とコメントを出した。
「便利。歩行者にもいい」
セブンイレブンのオーナー小島誠一さんは「土日になると集団で自転車に乗っている人が停めて休んでいたりします。今までは車止めの柵や店のガラスなどにもたれさせていた人も、使ってくれている。ロードバイクに乗っている人は置き場に困っているので。乗る人にとっては便利ですね」と話した。一方「使い方が分からず、ただの自転車置き場と思われることもあります」とのこと。「比較的奥の方に設置してあるので、自転車が店舗入口付近に固まらず、来店者が歩きやすいという効果もありますね」
