神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2018年4月26日 エリアトップへ

都立高校教諭から実業団のランニングチーム監督に就任した 大島 唯司(ただとも)さん 小宮町在住 43歳

公開:2018年4月26日

  • X
  • LINE
  • hatena

異例の道、野太く突っ走る

 〇…異例の転身。昨年、日本一の駅伝チームを決める大会への連続出場が13で止まったチームの再建を託された。話を持ちかけられた時、教員となって5年目。回答を保留していると「どうやったらあのチームは強くなるのか」と以後、頭にチームの再編プランが浮かぶように。決め手は会社の本気度。駅伝で結果を出すためなら外国人選手の採用も考える――。最後は即答「任せて下さい」

 〇…箱根駅伝の出場経験がある古豪大学出身だが、入部当初からマネージャー。将来はマスコミ関係の仕事に就きたいと考えていたなか、「マネなら人脈ができる」と誘われ、高校まで長距離ランナーで「陸上オタク」でもあったことから選んだ道だった。「常に一緒にいろ」と箱根の花形選手だった名将から指示され、気づけば、強い選手の育て方が「見える」ように。原点となっている。

 〇…自称、おせっかい焼き。関わる人の懐に入っていき、その性格、考えを知っていくうちに自分が役に立つことは何か、と考えてしまう性質。だから、知り合い同士をつなげて「化学反応」を起こすのはもはや趣味であり得意技。「仲間と飲みに行くのが好きなんです。私が主催することが多いですね」。その野太い声に皆が引きつけられる。

 〇…託されたチームに欠けているのは自信、と分析している。「小さな成功体験を1つ1つクリアさせ、自信を植えつけていきたい」。大学卒業後には、八王子市内を中心に活動しているもう1つの実業団チームのコーチを務め、駅伝日本一まで駆け上がる姿を目にしてきた。「選手としての実績がなくても強くさせるイメージはあります」。言わば、”プロの指導者”。まだ日本では数少ない道を、フロントランナーとして走り始めた。

八王子版の人物風土記最新6

佐藤 利男さん

4月27日・28日開催のフラワーフェスティバル由木祭典委員会の会長を務める

佐藤 利男さん

松木在住 71歳

4月25日

難波 空良さん

第42回JSBA全日本スノーボード選手権大会のスノーボードクロス部門で優勝した

難波 空良さん

散田町在住 18歳

4月18日

松下 耕さん

児童合唱団「はちおうじキッズシンガーズ」の主宰者で作曲家・合唱指揮者の

松下 耕さん

絹ケ丘在住 61歳

4月11日

金井 直子さん

文部科学大臣表彰を受けた「星とおひさまFikaキャラバン」の代表を務める

金井 直子さん

下柚木在住 64歳

4月4日

中野 太郎さん

設立10周年を迎えた「八王子ナポリタン倶楽部」の会長を務める

中野 太郎さん

弍分方町在住 44歳

3月28日

恒川 礼子さん

ヘルシー・ソサエティ賞を受賞し、筋無力症患者会の理事長を務める

恒川 礼子さん

みなみ野在住 63歳

3月21日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook