環境と聞いて、受動喫煙のことを思い出す人も少なくないのでは――。
中野上町で呼吸器内科(禁煙外来)のクリニックを開いている浅見和弘院長=写真=は、喫煙者にはタバコを吸うことが家族など、自身の大切な人たちの健康を脅かすものであることを認識してもらいたい、と口にする。同時に、自身の健康についても考えてもらいたいとも。「ご自身が体調を崩してしまうことは、周囲の方を悲しませてしまうことになることを知ってもらいたいんですよ」
禁煙は愛する人のために行う――と考える浅見院長。頑なにタバコを辞めなかった高齢者が孫に「諭され」、禁煙することになったケースがあるほど、「愛する人のために」という思いがタバコへの意識を変える、という。「喫煙・禁煙者がうまく共存していくことが、良い環境づくりを生む秘訣だと思います」
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