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八王子版 公開:2018年6月21日 エリアトップへ

音楽に合わせ、人と犬が共に踊る「ドッグダンス」の世界大会出場が決まった 伊藤 哲朗さん 散田町在住 41歳

公開:2018年6月21日

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伊藤 哲朗さん

共存目指し、「一体感」表現

 ○…先月、山梨県で行われた大会で2位となり、世界への道を開いた。”人犬”が繰り出すダンスの芸術性などが問われる競技。審判員が外国人であると聞きくや自身はサムライに扮し、愛犬のコテツと殺陣を行うがごとく「舞った」。「審判に受けが良いように和の要素を取り入れたんです」。犬とのきずなの深さが試される競技で、評価されたという事実が一番うれしかったという。

 ○…散田町を拠点に、犬のしつけなどを行うドッグトレーナーとして活動している。むやみに吠えないように、などの要望を受け、多くの犬を「カ

ウンセリング」する毎日だ。考えが表れやすい目線や耳の形などを観察し、一頭ごと異なる性格の見極めに力を注ぐ。褒めながら教えるがモットー。「犬が練習したくてしょうがない状態にするのが一番成長につながるんです」

 ○…幼少期から犬との生活があった。当初は一緒に遊ぶと楽しい、と思うだけの存在だったが、年を重ねるごとにより身近になっていったという。うれしい時に一緒に喜び、体調が優れないと寄り添ってくれる。「犬は人の考えを読み取ることができる動物なんです」。10年前に脱サラし、今の生活が始まった。犬は家族の一員と話し小学生の娘2人を加え、みんなで広場を駆け回ることが何よりも楽しみになっている。

 ○…念願の世界大会だ。その存在を知った4年前からは出場を目指し、映画などを見てダンスに生かすための感性を磨いてきた。大会は団体戦で行われるため、共に日本代表として臨む他のメンバーとその力を示したいと意気込んでいる。「決勝進出が目標。結果を残し、競技の知名度を上げたいんです」。それが人と犬がより共存できる環境づくりにつながる――。そう信じベストを追求する。

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