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福島から保養に 母子写真を展示

文化

掲載号:2018年8月23日号

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撮影した吉田さん。会場にて
撮影した吉田さん。会場にて

相模原市で

 ボランティアグループ「福島子ども支援・八王子(ふくはち)」は2012年から、東日本大震災による原発事故で放射線量が高くなった地域に住む親子を招待するリフレッシュキャンプ(交流合宿)を実施している。ふくはちと同じタイミングで保養キャンプをスタートし、今も同じ会場(町田市)でキャンプを続ける相模原市のグループ「母ちゃんず」は「姉妹」のような存在で、その母ちゃんずによるキャンプに参加した母子写真の展示が相模原市で行われている。

 撮影したのはフォトグラファーの吉田智彦さん。吉田さんはボランティアでキャンプに参加し毎回依頼のあった母子の写真を撮っている。

笑顔とのギャップ

 「写真に笑顔がありますが、参加するお母さんと話すと、福島で暮らす不安など悩みが聞かれます。笑顔から想像できないギャップを感じます」と吉田さん。「3・11は、過去のものではありません。大切なものは何か、この展示が考えるきっかけになれば」。写真だけでなく参加した母親からのメッセージも掲出している。

 吉田智彦写真展「心はいつも子どもたちといっしょ」(相模原市主催)は9月2日(日)まで、相模原市民ギャラリー(JR相模原駅セレオ相模原4F/【電話】042・776・1262)アートスポットで開催中。

ふくはち・前田さん「何かを感じて」

 ふくはちのキャンプを手伝う八王子市議の前田佳子さんは「会場では写真家・江成常夫さんによる東日本津波原発事故大震災の重い現実の記録(写真展After The TSUNAMI―東日本大震災)が本展として開催されています。その放射能汚染が原因で保養キャンプに参加している親子を撮った、吉田さんの写真が、一見とても対照的であるようで、奥深く考えさせられました」と感想を話す。「二人の写真家を通して、心に何が浮かんでくるか。感じにお出かけ下さい」と来場を呼び掛けた。

写真展のポストカードを手に
写真展のポストカードを手に

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