来春 中学生対象
プロバスケ「東京八王子ビートレインズ」は、主に中学生を対象としたスペイン・マドリードへのバスケ留学を支援する。
「海外は自分のスイッチを入れるチャンス。育成年代に行くことが大切です」。ユースチーム(中学生)の選手と保護者を対象に先日開催された説明会で、担当の柿田哲裕さん(株式会社ユーロプラスインターナショナル=渋谷区)はそう語った。
柿田さんはおよそ20年前からサッカー選手の海外クラブチームへの留学事業を展開している。同社ではこれまで、ドイツやイタリアへ合計1000人以上を送ってきた。その中にはサッカー日本代表に入った選手も10人ほどいるそう。
育成面が充実
この実績をバスケットボールにも活かせないかと今回、ビートレインズとスペイン留学を企画した。スペインは世界バスケランキング2位であり、柿田さんは「フィジカルではアメリカに及ばないが、育成面が充実しており、状況判断についてのトレーニングには特に力を入れている。状況判断の大切さはサッカーもバスケも同じ」と説明した。
今回案内のあった留学は来年3月21日から30日の予定。チームアンバサダーの石橋貴俊前HCが全日程帯同する。留学先はCBエストゥディアンテスの下部組織。
現在ユースチームを対象に参加者を募っているが、一般の申し込みも可能という。ビートレインズの和田尚之代表は「関心をもっていただけたら、ぜひ一度話を聞いてください」と呼びかけている。詳細はクラブ事務局☎️042・649・4440へ。
なお留学事業の主催はユーロ社で、石橋さんが代表を務める㈱フューチャースマイルが協賛をする。同社はこの夏、プロ選手のセカンドキャリアをサポートする会社として設立された。
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