市外でも流通
八王子の米を使って作る日本酒「高尾の天狗」のポスターが制作され、市内の飲食店などに掲示されている。
ポスターは2種。八王子の伝統文化である芸者衆の写真のものと一升瓶がメインのもの。「市内に酒蔵を造りたい。われわれの目的はそこにある。そのために高尾の天狗をもっと広め、多くの人に飲んでもらいたい」。2014年からこの日本酒づくりを手掛けるNPO法人はちぷろ(元横山町)の代表理事の一人、西仲鎌司(けんじ)さんは制作の経緯をそう話す。ポスター以外にグラスやテーブルテントもつくりPRに力を入れている。「商品はこれまで市内のみの取り扱いでしたが現在は都内の一部百貨店等でも販売しています。よく売れているようです」とも。3月から新酒が流通する予定だ。
仕込み体験募集
なお同法人では1月23日(木)、長野県の酒蔵で「仕込み体験」を企画している。
高尾の天狗の醸造の様子を見学し実際に一部作業を試みる。会場は諏訪市にある「舞姫」。もう一人の代表理事、鶴田隆一さんは「田植えをし、稲刈りをし、みんなで作ってきたお米です。仕込む様子もぜひ見てほしい」と参加を呼びかける。
午前8時に八王子を出発し同日午後7時に戻る予定。参加費は8000円。若干名の参加者を募集している。
問い合わせは事務局【電話】042・645・7763へ。
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