八王子市の定例記者会見が6日に行われた。主な内容は以下の通り。
予算5%減
発表された2020年度予算案は歳入・歳出ともに2009億円で、前年度予算に対して5・1%の減。昨年度はいずみの森小中学校(子安町)や給食センター、富士森公園陸上競技場の整備、マルベリーブリッジ延伸など大型事業が集中し増加した。今回の予算は一昨年と同程度となった。
7月11日に市内で行われるオリンピック聖火リレーに1752万円を計上。なお、コースは陵南いちょう会館から信松院前交差点、八王子駅南口を経由して冨士森公園までの6・6Km。またパラリンピックでの「集火」で600万円、アメリカのクライミングチームと台湾のパラ・パワーリフティングチームの事前キャンプに1730万円、自転車競技の開催支援に382万円、競技中継や競技体験に4478万円をそれぞれ計上する。
紙おむつ園内処理へ
認可保育所などでこれまで保護者による持ち帰り処分だった使用済み紙おむつを4月から園内処理することになった。直営保育所では一部費用を保護者が負担し、民間は処分経費の一部を運営費に加算する。
情報 アプリで
妊娠期から就学前までの子どもを持つ子育て世代を対象に支援情報や関連施設マップなどをスマートフォンアプリとPCサイトで提供する(今秋予定)。また昨年の台風19号の際に防災放送が聞き取りにくかったとの声を受け、防災無線の放送内容を音声で確認できるアプリも提供する(2020年度内予定)。
バスケ「応援の立場」
会見ではいずみの森小中学校の改築が遅れ、2学期からの施設利用という説明があった。またバスケ八王子ビートレインズの準加盟資格失効については「(予算的な)支援は考えていないが、協定もあるので応援する立場」とした。
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