24年間 臨休ほぼなし
新型コロナウイルス感染への警戒が続く中、開放感を求めて高尾山を目指す人も少なくない。高尾山口駅近くにある「高尾山トリックアート美術館」(高尾町)にも連日、親子連れや中高生が多数訪れている。
「遠くからの人も多い。せっかく来てくれた人をがっかりさせたくはない」。小阪弘館長のそんな思いで、施設はオープン当時から24年間、不定休の休館日以外は「よほどのことがない限り」営業を継続してきた。
過去に臨時休館したのは「従業員が出社できない」という理由で昨年、台風19号が直撃した当日くらい。翌日には営業を再開し、想定以上の来場があったという。「ありがたいですね。高尾山の目の前にありますから。開館することで、高尾山全体が『元気』だというイメージにつながればと思って開けました」
コロナ禍も連日
今回のコロナ禍に対しても連日営業を続けている。「謎解き(昨年12月開始のゲーム)をしている様子などを見ると、本当に楽しんでいただけているようです。ウイルスに対し楽観視しているわけではありません。状況によっては休館も考えざるを得ないでしょう。それでも訪れてくれた方が楽しむことで少しでも元気になってもらえればと願っています」
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