コロナ撲滅の護摩
高尾山のケーブルカー清滝駅前で4月4日、大本山高尾山薬王院の僧侶たちが新型コロナウイルス感染症撲滅祈願の護摩を焚いた=写真。
外出自粛が叫ばれる中、観光地高尾山も訪れる人が減っている。そんな状況をみた「山の主」大山隆玄貫首(かんす)は「ここは大衆の山。修験道の山である一方、憩いの場でもある。子どもたちの明るい声が聞こえてこないのはさびしい」と憂い、感染症の終息を願い今回の護摩祈祷を呼びかけた。
場所は「高尾山の玄関口」と言われる同駅前が選ばれた。例年なら若葉まつりで賑わいをみせている場所だ(今年は中止)。あたたかな日差しのもと、桜の花びらが舞い散るなか、同院の菅谷(すがや)秀文執事長らが「一日も早く元気な高尾山が戻るように」と力強く祈った。
見守った高尾山商店会の松村高雄会長は「早く収まるといい。できることは何でも協力していきたい」と話した。
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