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農業 「地域浸透」に喜び 5期目 早期退職の2人

社会

掲載号:2020年5月8日号

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小比企町にある作業所の前に立つ続橋さん=左=と水野さん
小比企町にある作業所の前に立つ続橋さん=左=と水野さん

 大手企業を早期退職し農業を始めた男性2人が5期目の活動に入っている。市場に受け入れられる野菜を栽培できるようになり、この春には東京都から作業工程についての認証を受けた。代表の続橋(つづきばし)昌志さん(60)は「だんだんと八王子に溶け込んできました。地元とつながりを持てる取り組みに楽しみややりがいを感じています」と話す。

セカンドライフで挑戦

都から認証も

 小比企町で農業を営む株式会社アーバンファーム八王子は2015年、市外出身の続橋さん、水野聡さん(60)らによりスタートした。「農業には全くの素人」だったが、セカンドライフを考え就農にチャレンジ。現在は2人で活動をしている。

 合計およそ5000平方メートル(5反)の畑で、年間通じて主に小松菜、ほうれん草を栽培。近隣のスーパーなどへ出荷している。「フードバンクへの提供や教育機関との連携など地元ともつながれるようになりました」とその浸透に喜びを感じている。

 今年3月、さらに嬉しい知らせが届いた。昨年からめざしてきた都による農業生産工程管理についての制度「東京都GAP」の認証に至ったのだ。「素人の自分たちが野菜の価値で勝負をするのは難しい。安心、安全といった面でなら消費者にアピールできると考えその裏付けになれば」と認証に挑戦したそう。

取り組む人増えれば

 一方、目下のコロナ禍で働く上でも様々な配慮が求められるなか、続橋さんは「幸い今のところ(4月中旬)、仕事に影響はありません。続けられていることに感謝しています」と話す。また、農業求人に失業者から多くの応募があったというフランスでの報道にふれ「国の農業事情が違うので(日本で)同じことは起きないのではないでしょうか」としつつ、「ただ、活性化の一環として地方で農業に取り組む人が増えるといいなと思っています」と期待を寄せる。

 今後については「福祉との連携にも力を入れたい」と話した。
 

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