戻る

八王子 社会

公開日:2020.05.14

コロナ患者に「八王子流」おもてなし

  • 市内の弁当店から食事を受け取る松原マネージャー(中央)

 多摩地域で初めて新型コロナウイルスの軽症患者などの受け入れ先となった八王子。周囲へ感染を広めないため宿泊療養を選んだ患者らに快適な生活をおくってもらおうと受け入れ先のホテルや市内飲食店がそれぞれの”おもてなし”を提供している。

 東京都などの要請を受け施設を提供した「ザ・ビー八王子」(明神町)は受け入れが決まると、患者がホテル内でリラックスできるようにスタッフ一人ひとりがアイデアを持ち寄り実践するようになったのだという。「社会貢献しようとみんなのモチベーションがあがっている。ぬくもりのあるサービスを提供していきたい」と同ホテルの松原由勝マネージャー。

 一方、コロナの影響を受け苦戦する市内飲食店を応援しようと立ち上がったテイクアウト情報などを紹介するWEBサイト「ハチオウジイーツ」の掲載店も応援にあたる。週3日程度、代わるがわる患者らに3食を提供し、サイトの発起人である高井智治さんは「少しでも楽しみをおくることができれば。コロナが終息した際は再び八王子の味を楽しみに来てもらいたいですね」と笑顔をみせている。現時点では7月末までザ・ビー八王子での受け入れを継続する予定という。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

八王子 ローカルニュースの新着記事

八王子 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS