例会予算で支援
奉仕団体「東京八王子北ロータリークラブ」(鈴木豪会長)は6月15日、里親活動を支援する「ほいっぷグループ」(子安町)に米やパスタなどの食料を贈呈した。3月から5月にかけて、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、クラブの例会を中止しており、その分の予算を食料支援に充てた。
グループは台町でいわゆる「子ども食堂」の「ほいっぷ食堂」を運営している。「孤食を防ぐ」などの意味を込めて子ども以外に向けても開いている。
ところがコロナ禍において感染対策をとることが難しくなり2月末で休止。3月からは民生委員を通じて必要とする人のもとへ食料を届ける「パントリー」と呼ばれる活動で支援を続けている。クラブの例会に招かれた坂本洋子代表は「フードバンクや個人の寄付などで食料の提供を受けてきたが、それも底をつきかけている。このような支援はとてもありがたい」と感謝の言葉を述べた。
同クラブとグループは10年以上の交流があるそう。
フードバンクも
なおクラブは19日、フードバンク八王子を訪れ同様に食料を寄付した。受け取った同バンク川久保美紀子さんは「日持ちがしたり、すぐ食べられるものは本当に助かります」と感謝し、「野菜は根菜類が嬉しい。子どもたちはスープ類も喜びます」と話した。
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