広告会社(株)日宣(千代田区)とインバウンドマーケティングを扱う(株)ENJOY JAPAN(新宿区)は7月3日、八王子市にマスク5000枚と衣料用漂白剤480本を寄贈した。同日、寄贈式典が行われた。当初は中国のグループ企業に送るために確保したものだったが、現地から「こちらは大丈夫。日本で使ってほしい」という気遣いがあり寄贈に至った。市内の小・中・義務教育学校107校に配布される予定。
両社は日中平和友好条約締結40周年にあたった2018年には加住小中学校で中国文化を伝えるための「パイプ役」を務めたこともある。
日宣の中国ビジネス開発室長でENJOY JAPAN取締役の中山隆央さんが下恩方町の出身で、地元への恩返しという思いから市への寄贈となった。
中山さんは石森孝志市長との談話の中で「今、教育に力をいれないと、将来の日本は取り残されてしまう。コロナでオンライン化が進むなど、世界中の教育が変わろうとしている。学びを止めてはいけない」と危機感を持って語った。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|