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NPO法人「もやい」 車で移動を支援 ボランティアで車両貸出

社会

掲載号:2020年8月6日号

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貸し出している車両を紹介する大福理事長
貸し出している車両を紹介する大福理事長

 NPO法人八王子共生社会推進会議(通称・もやい)は、昨年から生活支援のための移動サービスを支えられるようボランティアで車両の貸し出しを行っている。

 高齢者の買い物や通院などを手伝うために、ボランティア団体などが送迎サービスを行っているケースがあるが、それに対して車両の無償貸与(ガソリン代なども含めて)を行っている。

 昨年、2台からスタートし、今年から3台に車両を増やした。「移動困難者を活動場所等へ移動・送迎支援するネットワーク構築」として、トヨタ・モビリティ基金による助成を受けている。10月からは市と協働したモデル事業も予定している。同法人によると「全国的には同様の活動を始めているところもあるが、人口56万の規模で各地で活動する団体をネットワークでつないで効率的な運用を目指すのは初めてのはず」という。

背景に「安心・安全」

 もやいの立ち上げは2017年。大福族生(おおふくつぐお)理事長によると「移動支援が重要だ」という認識はそれ以前からあったという。「隣近所の人が自家用車を使ってボランティアをする場合、事故の際にトラブルになりかねない。何よりも安全性が心配だった」と振り返る。そこで、ボランティアで運転する人に対し、「福祉有償運送」に準じた講習を始めてみた。「法的な知識も必要です。自動車保険でも、家族にしか適用されないものもあり、それを知らずに事故を起こせば大変です」

 昨年度は合計423件の利用があった。高齢者の移動サービスをしている7団体が登録し、5団体が利用した。「市街地はバスなどもあるので必要性が高くない。車両を必要としている団体の多くが、山間部。一方で、車両のある場所(事務局)は散田町。車両の引き取りや返却には課題がある」と大福さんは話す。「利用を増やしたいという面もあるが、より大切な、ボランティアとして運転する上で必要な知識などにも興味を持ってもらえれば」

 利用している団体の関係者は「都市部でも丘陵地帯では外出が困難。高齢者にとって、買い物に出かけるというのは楽しみの1つ。取組みはありがたい」と話した。

(問)【携帯電話】070・4217・0427

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