締結式の様子。前列左が村田石油の村田晃一常務、右が尾川会長
八王子市社会福祉協議会（社協）は５日、市内で３つのガソリンスタンドを運営する有限会社村田石油（大楽寺町）と「大規模災害時の燃料優先給油」の協定を締結した。災害復旧活動に伴う社協の車両や設備の確保を優先的に行う。こうした協定は初の試み。
昨年10月、市内にも大きな被害をもたらした台風19号の際には、同社が携行缶ごとガソリンを社協に提供した。また、今年の６月には社協の行う歳末募金に１００万円を寄付している。そのような協力関係から今回の締結に至った。
社協の尾川朋治会長は「災害時にはボランティアの人の輸送も考えると給油の不安がある。協定は心強い」と話した。
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