新聞の購読者部数減少が進む中、8月、新聞販売店「読売センターめじろ台」(椚田町)が新たに開業した。これまで、運営してきた(株)読売ニュースサービスから運営を引き継いでの開業。取り扱い部数は5000部以上の大型店となる。
新たな名義人(経営者)の一本杉裕史さんは、これまでも所長を務め、地域のニーズに合わせて成功した電気店「でんき屋本舗」も立ち上げている。一昨年は新規性の高い地域経済発展事業に与えられる多摩信用金庫の多摩グリーン賞を受賞。視察も多く、新聞販売店の多角化経営の成功モデルとして注目を集めている。
「新聞は高齢者と街とを紐づけるツールです。地域のことをお知らせするには必要。地域に精通している利点を生かして地域に貢献したい」と一本杉さん。
地域振興にも一役
その地域貢献の新たな一歩が、一旦ストップしていた「地域振興券に似た仕組み」という「トレード券」(よみ得)の再開。購読が自動更新の場合に付与されるポイントで、地元の店で使えるトレード券(金券)と交換できる。半年で500円分になる。これまでもポイントを生活用品と交換することができたが、「より地域のお店を知ってもらえる機会になれば」と始める。10月中旬にスタート予定で、配布エリアにあるカフェ、飲食店、クリーニング店、美容室など約20店舗が対象。(問)【電話】042・668・8030
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