八王子 スポーツ
公開日:2020.10.15
バスケB3ビートレインズ
RUN&GUNでいく
プロバスケB3東京八王子ビートレインズの新しいヘッドコーチ(HC)に、昨年度アシスタントコーチとして在籍したマルコ・フィリポビッチ氏=写真=が就任した。マルコ氏はセルビア出身の35歳。9月中旬、来日し28日、チームの練習に合流した。
新HCマルコ氏に聞く
従来秋に開幕するB3だが今季は新型コロナウイルスの影響で、来年1月に延期となっている。チームはすでに始動しているが、オフを自国で過ごしたマルコ氏は来日が遅れていた。
なりたくない人いない
昨季のB3はコロナ禍によりシーズン途中の3月で終了となった。チームは21勝19敗で、リーグ6位(12チーム中)。マルコ氏は4月に帰国した。セルビアも外出自粛が呼びかけられ「28日間アパートに籠っていた」と振り返る。
そんな中、ヘッドコーチ就任の依頼が届いた。「大佐になりたくない人はいないよ」と引き受けた理由を軍隊組織に例えて笑顔で話した。昨季ヘッドコーチを務めたライコビッチ氏とは10年来の付き合いで、「彼が日本に行きたいというので自分も来た。昨季は彼の戦術を信頼して戦った」。初めての日本のバスケについては「コーチ、選手、ブースター(ファン)の信頼関係が印象的。日本はとてもしっかりしていると思った」と述べた。昨季を見守ったスタッフはマルコ氏について「とても明るい性格で、選手を前向きに称える」と話す。
「元気与える」
選手らとおよそ半年ぶりの再会となった28日。エスフォルタアリーナ八王子(狭間町)で行われた公開練習でマルコ氏は「戻ってくることができて嬉しい。みんなファミリーだから」と喜んだ。シーズンは例年60試合ほどだが今季は40試合程度となる。「ラン&ガン(速攻)でいく。ひとつでも多く勝つ。今はそのための準備をしっかりするだけ」と気を引き締める。「このご時世でスポーツに集中できない人も多いはず。バスケで少しでもみんなを元気にしたい」と意気込んでいる。
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