3200社加入
公益社団法人八王子法人会(多田充伸会長=写真)は、市内のおよそ5割、3200の企業が加入する経営団体。「経営に差がつく」「税の知識が身につく」「人脈が広がる」。会ではそんなメリットを挙げている。
「日本の企業の98%が、いわゆる『中小』。それらの意見を集めて、『こんな税にしてほしい』と関係各所に要望すること」。多田会長はその役割について説明する。
一方、八王子の企業に目を向けると、経営者の高齢化が問題になっているという。全国平均ではこの20年間で、経営者の平均年齢が19歳上がったとの報道もある。つまり、ほとんどが交代していないということ。多田会長は「借金のことなどで継ぎたくない人が増えている。相続税も大きい。新しい税制が必要」と訴えている。
会の活動の大きな特徴の一つとして環境問題への取り組みがある。10年ほど前から東京都とタイアップしCO2の削減に力を入れている。なお、会のPRとして11月は地元FMラジオ局(77・5MHz)の番組に多田会長はじめ関係者が出演する。「堅苦しくない税の話です。聞いてみて下さい」(月曜午後8時)。
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