八王子青年会議所(JCI八王子)は7月31日と8月1日の2日間、学生から中心市街地活性化についてのアイデアを出してもらう企画「タウンブランディング」を行った。市内の学校に通う高校生1人と大学生20人が参加した。
オンラインで完結
本来であれば学生が街に繰り出し、商店主の話を直接聞く予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、事前に街を歩いてもらった。一方でスマートフォンやタブレットを持ったJCIのメンバーが、商店主と学生を中継し、オンラインで聞き取り取材をした。
その後、市内の商店主や行政関係者、大学教授などを交えて学生たちがオンラインで討論し、市への提言をまとめた。
提案の中には、若年層が地域の店舗を知らないことを前提に、地域の店ともかかわりあって経営する「学生カフェ」の運営などがあった。
今回の事業を手掛けた「未来のまち創造委員会」委員長の飯島穣さんは「八王子に住んでいない学生でも参加でき、対面しない状況でも充実した内容になったのは大きな収穫。今後、市外出身の学生が地元に帰ってもつながりが保てる」とオンライン開催に可能性を感じたという。
今回とりまとめた内容は、今年中をめどに八王子市に提出する予定。
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