八王子市は３月22日、市長記者会見を市役所で　開催した。



10代以下４割



　石森孝志市長は新型コロナウイルスの市内感染状況を報告した。１日の新規感染者数は３月16日現在、２９５人（会見時）。「３月に入り若干の減少の兆しはみられるものの、昨夏の第５派のピークは超えている。予断は許さない状況」と説明した。



　特に、園児、児童の感染者数が増加。年代別割合をみると３月新規感染者数のうち、10代以下が４割弱を占めている。石森市長は「感染者のリバウンド防止に努め、社会経済活動や日常生活の回復を図る」と話した。



12歳以上３回目



　12歳から17歳を対象としたワクチンの３回目接種を４月２日（土）から開始する。児童や生徒が対象となるため、土曜日を接種日に加える。



　接種会場は八王子スクエアビル、八王子オーパ、イーアス高尾、イトーヨーカドー南大沢、コピオ北野。



学童 待機「０」



　２０２２年４月時点の学童保育所の待機児童が０人となる見通し。石森市長は「本市においても課題だった」とし、学童保育所の新規建設など、これまでの市の取り組みを報告。また、21年10月に行った組織改正について触れ、「学童保育所と放課後子ども教室の管理運営を教育委員会に一元化し、学校との情報共有が進んだことが奏功した」と要因を説明した。



市街地メディア開設



　西放射線ユーロードなどで開催するイベント情報、飲食店などを紹介するＷＥＢサイト「まちる」（https://machill802.com/）を３月22日に開設した。八王子商工会議所、八王子地域の情報を発信するサイト「八王子ジャーニー」と連携する。



　市街地のリノベーションスポットや、昭和レトロ純喫茶など名店・名所を発信していく。