8月3日から7日、徳島県で行われた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技で、八王子高校(台町)の2選手が5日の決勝に進出。村松瑠奈さん(1年)=武蔵野東中出身=は女子400mハードル、中村咲良さん(2年)=茅ヶ崎市立北陽中出身=は女子走幅跳でそれぞれ9位だった。
村松さんは予選、準決勝を通過し、1年で唯一残った決勝では1分00秒97でゴール。「今年はインハイに出られると思っていなかった。周りに感謝」。上位8人の先輩たちを拍手で称えた。憧れの選手は2019年の同種目で優勝した同校の先輩・津川瑠衣さん(当時3年)。「目標は57秒台。高2、高3で優勝したい」と力を込めた。
中村さんは予選で、通過標準記録を10センチ上回る5メートル80を跳んで通過。13人が進んだ決勝は、2回目に5メートル55を記録し9位に。8位入賞を僅差で逃し、「正直めっちゃ悔しい。決勝は風をうまく読めず、自分の力を出せなかった」と下を向いた。中村さんは中3で全中陸上に出場できる記録を持っていたが、コロナの影響で大会中止に。総体出場を掲げ、走幅跳で昨年の東京五輪6位・橋岡優輝選手を輩出した八王子高に進学。高2で有言実行を果たした。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|