開発が進む八王子鑓水地区や多摩境エリア、橋本駅周辺を地域住民としてだけでなく、経営者の目でも見守り続けてきたのが、町田・相原町に住む青木幸雄さんだ。行政区を超え、それらエリア一帯を地元と呼び、鑓水で名物コーヒー専門店を営んできた。
その地元が開発されることに対して青木さんは賛成の意を示しながらも、「自然豊かな点が魅力の地域。開発が先ではなく、緑のなかにものをつくっていってもらえれば。人の優先道路を設置してほしいよね」と希望を口にする。
憩いの場に
一方で、経営するコーヒー店は近隣住民らから支持され、昨年オープン30周年。地域の憩いの場になってきた。
西洋の城のような外観で、店内はよりその雰囲気を味わうことができるコーヒー店。壁一面にはグリム童話の「命の水」が描かれ、その他、彫刻やステンドグラスなどは1991年のオープン時に同店近くの多摩美術大学の教員らに描いてもらった作品という。
「地域の皆さまにね。雰囲気を楽しんでもらえるようにしてきた。ここでコンサートを開いたこともあるし、原画展も開催する」と振り返り、青木さんは「これからもこのエリアにとけこんでいきたいね」。
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