プロバスケットボール男子Ｂ３・東京八王子ビートレインズは10月７日と８日、２０２２-23シーズンのホーム開幕戦をエスフォルタアリーナ八王子（狭間町）で開催。鹿児島レブナイズと対戦し、57-76、60-87で２連敗を喫した。

　７日は１４１３人、２日間で合計２４９５人が来場。アリーナ全体は終始盛り上がりを見せた。今季から指揮を執る廣瀬慶介ヘッドコーチは、ホーム初采配を終え「ブースター（ファン）の熱を背に、八王子一丸で戦っていると強く感じた。厳しい展開でもあきらめずに応援してくれたことに感謝したい」と強調。「準備してきたことはあったが、チーム全体でリズムに乗り切れなかったことは残念。気持ちを切り替えて、ブースターの心に届くような試合を日々やっていきたい」と誓った。

　ビートレインズの今季成績は１勝３敗。次のホーム戦は今月22日（土）と23日（日）、日本工学院八王子専門学校（片倉町）で、岐阜スゥープスと戦う。チーム情報はツイッターなどＳＮＳまたはサイト。

第五中 バスケ部部員２人が職場体験

　東京八王子ビートレインズは今季開幕を控えた先月27日から３日間、市立第五中学校（明神町）の職場体験に協力。同校のバスケットボール部２年生、新井智史さんと伊藤正貴さんが参加した。

　２人は子安町のクラブ事務所で、ファンクラブ特典の梱包や発送の作業等に従事。エスフォルタアリーナ八王子ではチーム練習でウォーミングアップに参加したほか、モップ掛けや用具の片付けに携わった。２人は「プロの世界も裏方の支えのおかげで成り立っている。その大変さを実感した」と感想を話した。