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八王子 社会

公開日:2022.10.20

法政大
「表現」で催し、多様性を
めじろ台 地域連携し来場多数

  • マーブリングを体験する子どもたち(上)。男子学生によるネイルコーナーも

  • 多世代でにぎわう会場

 法政大学多摩キャンパス(町田市)の学生グループによる、表現をテーマにした多世代向けファッションイベントが先月30日、めじろ台第一会館で開催された。

 主催したのは、自然豊かな多摩キャンパスを拠点に学生約60人が参加する「ホーセーイノベーションクラブ」(若尾幸歩代表)。まちを盛り上げようと今春に本格始動した「チームファッション」の学生ら十数人が、めじろ台地区まちづくり協議会(中村修代表)と連携し企画を進めた。

 当日は「多様性」を掲げ、Tシャツ等のシルクスクリーンやマーブリング、ネイルなど体験コーナー、音楽ライブを学生主体で運営。親子連れや若者、地元町内会の関係者でにぎわった。

 木崎陽万莉さん(5)と一緒に参加した母親の加代子さん(38)は「コロナの影響で、大人も子どもも人との関わりを求めている。大学生がいろいろやってくれてうれしかった」と笑顔に。同協議会の中村代表(73)は「高齢化が進むまちが存続するには、多世代交流が不可欠。学生との関係をこれからも続けていきたい」と思いを語った。

 運営に携わった経済学部2年の建野花さんは「メンバーの強みをどう生かしてイベントを実現するか、試行錯誤してきた。今後も地域を巻き込んで活性化していければ」と展望を話した。

 11月ごろには、学内でファッションショーの開催を計画。モデル役を地域住民にも依頼予定だ。

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