まちづくりや地域の未来に関心のある人が集まり、自由な発想で意見交換を重ね、多様なアイデアを実践しようと各地で展開されている「若者会議」。八王子市を拠点とし、7月に誕生した「はちおうじ若者会議」(楢島杏奈代表)は今秋、ウクライナ留学生との交流イベントを実現させた。
今回の企画は、はちおうじ若者会議のメンバーの縁で、都内の大学で学ぶウクライナ人の留学生3人との交流を10月23日に企画。総勢10人が参加した。導入として、浅川市民センターで留学生からウクライナの現状や歴史、文化について話を聞き、互いに意見交換。その後、高尾山の登山や、高尾599ミュージアム前の広場でのレクリエーションで親睦を深めた。
留学生の一人、カラツバ・オリガさん(21)は「皆さんの優しさに感謝。これからも、興味のあることを日本人と一緒にやっていきたい」と思いを話し、若者会議へも入会した。楢島さんは「今のようなウクライナ情勢の中、私たちが直接何かできるわけではないが、笑顔を増やす行動を続けていきたい」と心境を語った。今後も文化交流を続けるという。
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