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八王子 社会

公開日:2023.07.20

41年ぶり住職交代
滝山町 少林寺で晋山式

  • 本堂へ歩みを進める晋山式の行列

  • 大石英俊住職(右)、創元さんと千恵子さん

 滝山町の金龍山 少林寺で7月8日、25世・大石英俊住職(42)の就任をお披露目する晋山式が営まれ、檀信徒や市内外の関係寺院の僧侶ら約60人が参列した。

 少林寺は戦国時代に滝山城を拠城にした北条氏照が開山した古刹で、452年の歴史を持つ。

 式典では、ほら貝を吹き鳴らす僧侶を先頭に、現・新住職と檀信徒の代表者らの行列が、本堂にむけて厳かに歩みを進めた。読経などの法要の後、あいさつに立った24世・大石創元さん(78)は「早いもので住職就任から41年が過ぎ、本堂の建立や霊園の開園などの大きな事業に取り組ませていただいた。これまで見守っていただいた皆様に感謝を申し上げたい」と述べ、妻の千恵子さんと深々と頭を下げた。

 参列した70代の檀信徒は「母の代からお世話になっているが、こうした儀式をして受け継いでいくことは大切と思う」と感想を話していた。

 晋山式を終え、名実ともに新住職となった大石英俊さんは「まだまだ未熟者ではございますが、皆様のお力添えをいただきながら一生懸命に精進いたします」と語った。

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