60年以上の歴史を持つ八王子交通安全協会女性部会の部会長を務める 河田 裕子さん 犬目町在住 70歳
受け継がれる 安全のバトン
○…八王子から悲惨な交通事故を1件でもなくそうと活動する女性交通指導員の団体の7代目部会長。コロナ禍で延期になっていた創立60周年記念研修会を先ごろ東京たま未来メッセで開き、会員やOG、関連団体などが集まり節目を祝った。「皆さんとお祝いできたことが、うれしい。先輩方から受け継いだ心のバトンを次の世代につなげていきたい」と周囲への感謝と共に思いを語る。
○…八王子で生まれ育ち、結婚・出産を機に勤めていた銀行を退職して2人の子どもを育てた。子育てが落ち着いた頃、町会で「軽い気持ちで引き受けた」のが、現在まで続く交通指導員としての活動の始まり。「制服に威圧感を感じる人もいるので優しく笑顔で」を心がけ、登校の見守りや地域行事での交通整理、出前型交通安全教室などに取り組んできた。「交通事故は被害者と加害者、その身内も苦しむことになる。この地域からなくしていきたい」
○…女性部会では、子どもや高齢者にも交通ルールをわかりやすく伝える「指人形劇」を代々受け継いでおり、今年で35年目を迎える。自身も舞台に立ち、都代表の一人として交通安全指導者の全国講習会で披露した経験も。ほぼ見守る立場となった今は「若い人や新しいアイデアを取り入れながら続けてもらえれば」と期待する。一方で交通指導員の減少という課題もあり「各地区で少人数でもできることをしながら、一緒に活動してくれる人を増やしていきたい」と対策を練る。
○…和裁が得意で、指人形劇の幕や衣装を縫うことも。伝統文化にも関心があり八王子車人形や説経節を経て、三味線と端唄を嗜む。「自分の声で人形が一足動いた時の感動は忘れられない」。そうした経験を日々の活動に役立てている。
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