都内で唯一、里山型樹木葬を行っている「東京里山墓苑」で４月４日（金）・５日（土）・７日（月）・８日（火）の４日間、春の現地見学会が開催される。

　時代と共にお墓の形も変化している今、同苑では戸籍のつながりにとらわれず利用できる１〜３人用個人区画「花暦（はなごよみ）」、負担を抑えて１人から入れる合祀墓「森羅（しんら）」、墓じまいに対応したプランの「永遠（とわ）」を提供。永遠は、花暦と同じ区画に自分たちと先祖の遺骨（ＨＰで３〜10柱の例を紹介）を一緒に埋葬できるプランで「遠方の墓を整理したい」「自分の代で墓じまいしたい」という人に喜ばれている。

　延寿院裏手の里山にある同苑ではこの季節、７種類の桜が咲き誇り、訪れる人の目を楽しませている。同苑では墓標の代わりに木々を植え、その根元に多摩産材を使った骨壺で埋葬。案内人の中山るりこさんは「里山の景観を損なわず、墓石も置かない。そのまま土に還り里山の命を育む循環型のお墓です」と説明する。

　宗教・宗派は不問で、承継者不要。ＮＰＯ法人ロータスプロジェクトと延寿院が永代管理。見学会は11時から15時までで要予約。「都合が合わない方は別日も可。ご相談ください」と中山さん。

■東京里山墓苑／川口町１３２５の１（延寿院内）／見学会の予約・資料請求は【電話】０１２０・３５２・５９４

東京里山墓苑（ＮＰＯ法人ロータスプロジェクト）

東京都八王子市川口町1325-1（延寿院 内）

TEL:0120-352-594

https://tokyo-satoyamaboen.com