八王子 社会
公開日:2025.12.25
タウンニュース年末企画
回顧 八王子 2025
今年もあと1週間―。
大阪・関西万博の開催や女性初の首相誕生など、世間ではさまざまな出来事があった中で、八王子市内ではどんなニュースがあったのだろうか。
タウンニュースで紹介した記事から、八王子の1年を振り返ってみよう。
春高バレー 八王子実践の挑戦
八王子の年始は「春の高校バレー」(第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会)が見逃せない。1月、台町の八王子実践高等学校女子バレーボール部は、10年連続47回目の出場を果たした。東京都第二代表として出場したチームは、全日本ユース経験者こそいないものの、結束力を強みとする「全員バレー」を持ち味に挑んだが、結果は2回戦敗退。チームはこれをバネに、11月に行われた東京大会では3位に。来年1月の本大会への切符をつかんでおり、リベンジを誓う。
期待高まる 2026年春の開業
八王子の経済に関わるホットなニュースも。5月、イオンモール(株)とイオンネクスト(株)は、滝山町で進めている複合商業施設「(仮称)八王子インターチェンジ北」開発計画で、商業施設を設置するB街区の建築工事に着手したと発表した。
A街区には、最新のAIとロボットを駆使した最先端の物流拠点「CFC」(イオンネクストの顧客フルフィルメントセンター)が計画されており、すでに5月に着工済み(2026年秋稼働予定)。商業棟は来年春の開業を予定している。
愛称は桑都(そうと)の杜(もり)
5月、JR八王子駅南口に整備を進めている大型複合施設「(仮称)八王子駅南口集いの拠点」の愛称が「桑都の杜」に決まった。市民らから寄せられた886件の応募から、小中学生のWeb投票などで選出した。
同施設は2018年に閉鎖された八王子医療刑務所の跡地を含む約5万2000平方メートルの広大な敷地に、公園やライブラリ(図書館)、交流スペース、歴史・郷土ミュージアムなどが整備される。来年10月の開設予定。
熱戦の都議選、結果は
都議会議員選挙が6月22日に投開票され、定数5に対し11人が立候補する混戦模様となった八王子市選挙区。当選したのは、現職の東村邦浩氏(公明党)、滝田泰彦氏(無所属)、伊藤祥広氏(自由民主党)、元職の両角穣氏(都民ファーストの会)、新人の細貝悠氏(立憲民主党)。
都全体では都民ファーストの会の獲得議席が「政治とカネ」問題で揺れる自民党を上回り、都議会第1党の座を奪還したほか、初めて国民民主党と参政党が議席を獲得した。
未解決のまま30年
30年前の7月30日、大和田町のスーパーナンペイで女性従業員3人の命が奪われた強盗殺人事件が発生した。未解決のまま30年が経ったことを受け、7月30日、八王子警察署などが事件の一日も早い解決を目指し、JR・京王八王子駅前で事件の情報提供を呼びかけた。
当時を知る八王子防犯協会の山本通陽会長は「これを機に有力な情報が集まることを願う」と話している。
戦争の爪痕 列車銃撃から80年
太平洋戦争末期、満員で走行中の列車が「湯(い)の花トンネル」(裏高尾町)付近で米軍戦闘機の銃撃を受け、50人以上の乗客が亡くなった。この事件から80年後の8月5日、現場近くで慰霊の集いが開かれ、銃撃を生き延びた元乗客や遺族らが犠牲者を悼んだ。
今年、50人目の新たな犠牲者男性が判明。2月には遺族の娘姉妹が初めて現場を訪れるなど、新たな進展もあった。
Bリーグワン 参入決定
プロバスケB3リーグに所属する「東京八王子ビートレインズ」は10月21日、26年秋から新たに始まる「Bリーグワン(=新B2)」への参入が決定したことを発表した。一つ上のカテゴリーとなる「Bリーグワン」への参入を目指していた同チーム。昨季目標だった3万9000人の観客動員数や売上高などの厳しい課題をクリアし、仮入会という形で加わることが決まった。
創価大からプロ野球選手が誕生へ
10月に行われたプロ野球ドラフト会議で、創価大学が沸いた。野球部の立石正広内野手(法学部4年)がドラフト1位で3球団競合の末、阪神タイガースが交渉権を獲得。山崎太陽投手(経営学部4年)は東京ヤクルトスワローズから3位指名を受けた。指名を受けた2人は、「とにかくうれしかった」(立石選手)、「ぼーっとしていたが、驚きが一番」(山崎選手)。万感の思いを胸に、プロへの一歩を踏み出す。
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