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大妻多摩高バトン部 悲願の全国大会へ 創部30年で初

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掲載号:2018年11月29日号

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チーム一丸となって快挙を成し遂げた高校生チーム
チーム一丸となって快挙を成し遂げた高校生チーム

 今年開校30周年を迎えた大妻多摩中学高等学校(谷林眞理子校長)。中学と高校のバトン部が11月10日に千葉ポートアリーナで行われた「第53回バトントワーリング関東大会」にそれぞれ出場し、高等学校の部(バトン編成)で金賞を獲得。創部以来、初めて全国大会への切符を手にした。全国大会は12月8日(土)に幕張メッセで行われる。メンバーは「全国の舞台で最高の演技をしたい」と意気込みをみせる。

 関東大会には、1都7県から中学校の部は17チーム、高等学校の部は35チームが出場。同校は、これまでも都大会を勝ち抜き、関東大会には何度も出場している。高校生は、2016年に金賞を獲得したことはあったものの、全国大会にはあと一歩届かなかった。

 昨年12月から、部員全員で決め、取り組んできたという高校生チームの演目は『Singin‘in the Rain』。ミュージカル映画を題材に、バトンを傘に見立て、雨が降っても楽しんでいる様子を表現。その世界観を審査員に届けようと、2006年からコーチを務めている新村幸代さんの指導のもと、1年がかりで取り組んできた。

 大会当日も「振りを揃える」「バトンを落とさない」を念頭に、笑顔で演目の世界観を演じきった。「これまでの大会の中でドロップ(バトンを落とす)が一番少なくて最高の演技ができた」と部長の土肥彩子さん。副部長の田中華笑さんも「演技が終わった瞬間に(全国に)行けると思った」と振り返る。

 結果、7位での金賞を受賞し、全国大会への出場が決まった。その瞬間、チーム全員が歓喜に沸いた。「夢だと思った。プラカードを持っていたんですけど、手の震えが止まらなくて」と田中さん。唯一の3年生・坂本真由子さんは「やってきて良かった。チームに一体感があって自分も踊っていて楽しかったし、審査員の方々も笑顔でいてくれていたのが見えたので金賞が獲れたと思った。大妻多摩を誇りに思いたい」と破顔する。「都大会は7位だったけど、関東大会では都内3位だった。創部30年という記念すべき年に、先輩たちが叶えられなかった全国に行くことができて嬉しい」と土肥さんは笑顔で話した。

 顧問の山根千明教諭は「今年は一人ひとりが全国大会へ行くんだという気持ちが強く、2年生がうまくチームをまとめて頑張っていた。これまでの先輩たちの力が繋がってきた結果でもあり中学生への良い影響にもなる。慢心することなく、全国でも良い結果を残してほしい」と気を引き締める。

 その全国大会は、12月8日(土)に幕張メッセで行われる。「全国で最高の演技をして金賞を獲りたい」と土肥さんは目標を語った。

『Singin‘in the Rain』を踊る高校生=写真は都大会・同部提供
『Singin‘in the Rain』を踊る高校生=写真は都大会・同部提供

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