多摩消防署の1部特別救助隊は7月5日、長野県長野市で開催された「第48回消防救助技術関東地区大会」に出場し、優秀な成績を収め、全国大会への出場が決まった。多摩消防署から全国大会に出場するのは12年ぶりとなる。
同隊は、5月に行われた「東京消防庁庁内選考会」の「障害突破」に出場。同種目は、5人1組(1人は補助者)で4人が協力しながら、壁の乗り越えやロープ渡り、ロープを使った壁の昇降、濃煙を通過する基本動作によって、災害現場を想定した5つの障害を突破し「安全・確実・迅速性」を競うもの。同選考会には都内28の特別救助隊が参加し、優秀な成績を収めた3隊(同隊含む)が関東大会に出場した。
関東大会は、1都9県の消防本部から選抜された27隊が出場し、同隊は5位入賞。8月25日(日)に岡山県岡山市で開催される全国大会へ、関東代表として出場することが決まった。
同隊の天野龍消防士長は「関東代表の誇りを胸に、日頃の訓練の成果を存分に発揮し、チーム一丸となって全国制覇を目指します」と全国大会に向けて意気込みを語った。
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