多摩版 掲載号:2021年6月24日号 エリアトップへ

多摩市など 学生発案「回遊プラン」支援 官民学連提携し、場づくり

経済

掲載号:2021年6月24日号

  • LINE
  • hatena
企画説明がされたオンライン会議の画面
企画説明がされたオンライン会議の画面

 多摩市らが、大学生がアイデアを出す郊外住宅地の回遊プランづくりの後押しを行う。官民学連携事業として取り組み、新型コロナの感染拡大によって疲弊する市内経済の活性化につなげたい考えだ。

 「多摩地域マイクロツーリズムプロジェクト」として来年の2月以降に複数プランの発表を目指す。多摩・稲城両市に、企業の事業に関する研究支援などを行っている多摩大学総合研究所(聖ヶ丘)と京王観光(株)で事業を進める実行委員会を構成。大学生のグループにプラン構築のための勉強会を実施し、企画案を生み出す土壌をつくったうえで、企業らに協力を求める。

 「我々は場をつくる役割。行政などでは思い浮かばないような回遊プランを生み出してもらいたいと考えている」と実行委員会のなかで幹事役を務める多摩市の担当者は話し、現在までに30近い学生グループからこのプロジェクトへの申し込みがあったという。

 今後は8月初旬に学生らが企業向けに企画案を発表する催しを行い、そこで学生の企画に興味をもった企業には「継続的に支援してもらえるようにしていきたい」と市担当者。そして、9月以降にプランの有効性を確かめる実証実験を行ったうえで、その完成版の発表会を来年2月に開催する予定と話している。

市内活性化に期待

 このプロジェクトによって市らが期待することの1つが、コロナの感染拡大によって疲弊する市内経済の活性化だ。

 自宅から1、2時間程度の距離で行ける近場の観光場として多摩や稲城周辺を回遊してもらえるプランが生まれれば、地域経済の活性化につながると考えている。「旅行会社の星野リゾートが『コロナ禍における旅スタイル』として提唱する近場の旅の考えを参考にした。この企画は学生たちのコンテストという側面もあるが、これをきっかけに、企業が実際に採用したくなる多摩などの郊外住宅地でも生きる回遊プランが生まれればと思う」と市担当者。

 そして、多摩であればニュータウンの高齢化の解決につながるものや、みどりの多いことなど街の魅力の再発見する機会となる企画を期待しているとしている。
 

多摩版のトップニュース最新6

パラ五輪で再び注目

桜ヶ丘いろは坂

パラ五輪で再び注目 社会

脚光浴び四半世紀

9月23日号

多摩の街と共に50年

市内アマチュア無線グループ

多摩の街と共に50年 社会

記念交信カードを発行

9月23日号

競泳全国大会で活躍

落合中水町兄弟

競泳全国大会で活躍 スポーツ

個人メドレーなどで入賞 

9月9日号

電気の地産地消示す

たまでん

電気の地産地消示す 社会

市民の手で発足 来月10年目

9月9日号

会員急増で手腕に注目

市シルバー人材センター

会員急増で手腕に注目 社会

全国上位の伸び示す

8月26日号

29年度までに全4車線化

尾根幹線道路

29年度までに全4車線化 社会

今年度から「最終区」工事

8月26日号

あっとほーむデスク

  • 9月23日0:00更新

  • 7月22日0:00更新

  • 5月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年9月23日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook