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一本杉公園野球場 「熱戦の場」として40年 今後は「使いやすい施設」へ

社会

掲載号:2022年1月20日号

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球場の整備にあたる元球児の小礒さん(左)ら
球場の整備にあたる元球児の小礒さん(左)ら

 一本杉公園野球場(南野)が今年、開設40年を迎える。市民から高校球児たちが熱戦を繰り広げ、プロで活躍した大投手の引退試合が行われるなど、多摩地域を代表する球場として存在感を示してきた。

 開設は1982年4月。両翼は91mで本塁から中堅までは120mと88年に開業した東京ドーム(文京区・両翼100m、中堅まで120m)とほぼ同じ大きさの球場で収容人員は1万30人(内野1330人、外野8700人)。市民の軟式野球や高校野球の西東京大会会場として球児らの熱戦の場となってきたほか、85年にはプロ野球で投手として活躍した江夏豊さんの引退試合が行われ、一躍注目を集めたこともある。

強い要望

 多摩ニュータウンの開発事業に関する資料によると、球場のある一本杉公園は元々、町田市の行政区域内にあったものの、その後の変更で多摩市の公園になった経緯があるという。そして、多摩には当時、公式野球場を求める要望が強かったことから、開発を進めた日本住宅公団(現在のUR都市機構)が同公園内への球場設置を決定するに至ったようだ。

 地元出身で元高校球児という同球場の整備にあたる多摩市健幸スポーツパートナーズの小礒和哉さんは「学生時代、この球場でプレーできてうれしかったことを覚えている。軟式野球を楽しむ皆さんにとってもかけがえのない場所ではないでしょうか」と微笑む。

高い利用率

 5カ所ある多摩市内の野球場のなかでも同球場の施設利用率は高い。球場を管理する市によると、2020年度の同球場利用率(昼間)は50・9%で、市外からの利用も多いようで他の球場よりもおよそ20ポイント以上高く、市内では唯一、ナイター利用もできる。

 市の担当者は同球場の今後について「昨年12月に市の計画を変更し、一本杉公園野球場は観る場所から市民にとって使いやすい施設へと転換していく方針となった。老朽化に対応した工事も行っていく予定」としている。

公園内にある球場
公園内にある球場

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