戻る

多摩 トップニュース政治

公開日:2023.03.16

多摩市議選
説明会に40陣営
告示まで1カ月

 任期満了に伴う多摩市議会議員選挙(定数26人)の事前説明会が先ごろ、多摩市役所内で行われ、立候補予定者ら40陣営が参加した。同市議選は4月16日告示、同23日に投開票となる=3月13日起稿=。

 参加した現職は23、元職が2人で新人15人。

 党派別は提出された受付表では、自由民主党が6人、日本共産党と公明党がそれぞれ5人、立憲民主党、生活者ネットワーク、日本維新の会が各2人で社会民主党1人。

 説明会に出席しなくても立候補の届け出は可能で、出席しても出馬を見送ることはあるが、今回は32人が出馬した前回2019年よりも「混戦になる」と予想する声もある。

平均下回る52歳

 同説明会に出席した立候補予定者の平均年齢は52・25歳で、全国815市区の議会情報が集まる全国市議会議長会が発表する全市議会議員の平均年齢60・0歳(22年)を下回る。

 また、女性立候補予定者の割合は30%と同議長会が公表する女性議員の割合17・8%(同年)を大きく上回っている。

 説明会に顔をみせた20代男性は「現職に20代がいなかったので出馬を考えた。若者の視点をもって街づくりができるのではないかという思いがある」と話し、現職の女性議員の一人は「多摩市議会は元々、女性議員の数が多い。歴史の浅い街であることが影響していると思う」と話す。

 一方、市議選を前に市民からは要望が聞かれる。市内で4人の子どもを育てる母親は「地域全体で子どもを育てる仕組みをつくれる人に議員になってもらいたい」とし、「高齢者と子どもが昔のように触れ合える場づくりに取り組める人などもいてくれれば」と話している。

 多摩市の選挙人名簿登録者数は3月1日時点で12万5797人(男6万1162人、女6万4635人)。前回(19年)の市議選・投票率は46・56%だった。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

多摩 トップニュースの新着記事

多摩 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS