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公開日:2023.07.06

国士館大学
全日本大学駅伝 本大会へ
7年ぶりの出場決める

  • 練習前に指示を出す小川博之監督(左)

 国士館大学多摩キャンパス(永山)を拠点に活動する陸上競技部駅伝チームが6月17日、相模原市内のスタジアムで行われた第55回全日本大学駅伝関東地区選考会に出場し、7年ぶりに本大会への出場を決めた。名古屋から伊勢までのコースを走る本大会は11月5日に開催される。

エースが快走

 秩父宮賜杯全日本大学対抗選手権大会(全日本大学駅伝)は、出雲駅伝、箱根駅伝と並ぶ大学三大駅伝。名古屋の熱田神宮をスタートし、ゴールの伊勢神宮までの8区間、106・8キロメートルでたすきをつなぐ。

 本大会には27チームが出場する。関東は15校の出場枠があるが、上位8校はシード校として出場が決まっており、残り7校を選考会で決めることになる。選考会には20校が出場し、各校2人ずつ4組に分かれて1万メートルを走り、8人の合計タイムで競われた。

 国士館は第4組に出場したエースのピーターカマウ選手、中島弘太選手が自己ベストを更新する活躍で上位にくいこんだ。総合タイムでは8位だったが、中央学院大学の選手が失格したことにより繰り上がりで7年ぶり12回目の出場を決めた。昨季から指揮を執る小川博之駅伝監督は「あきらめないという姿勢が最後結果にあらわれた。全日本の予選を通過するのは至難の業。正直うれしい」と喜びを表す。

層の厚さを強化

 今年1月、箱根駅伝を終えたチームは春先から練習を強化。小川監督の同期が監督を務める大東文化大学と合同合宿も行い選手が刺激を受けたという。小川監督は「同じ箱根を競うチームだが、レベルが一つ上ということで、選手の練習をする意識が高まり、層の厚さを強化できた」と振り返る。今年度に入り故障者が出て、選考会はベストのメンバーでは無かったというが、「使いたくても使えなかった選手が多かったが、枚数は増えてきたかな」と小川監督。本大会では「(8校までのシード枠)に近づく10位あたりを狙いたい」と意気込む。

 今後は夏合宿で体の土台を作り本番の秋に臨んでいく。小川監督は「箱根の予選会、全日本とタイトなスケジュールなのでしっかり準備をしていきたい」と話していた。

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