女性警官増へ取組強化 神奈川県警察
神奈川県警が女性警察官の増員に向けて地域での取り組みを強化している。4月1日時点で女性警察官の割合が約7%の県警では、「平成33年までに警察官総数に占める女性の割合を10%程度まで引き上げる」とする目標を掲げている。
県警では2013年度の採用に向けて、女性の採用枠を拡大するとともに、映画パンフレット顔負けの「警察官職員採用案内」を作成。カラー22ページにわたり、警察学校在校生へのインタビュー、刑事や交通警備など各課の活動を、男女別の警察官の声とともに紹介している。このパンフレットは各警察署で配布しているほか、県警ホームページでも閲覧できる。
地域へもPR
県警の取り組みを受け、大和警察署でも応募増を図ろうとPRに力を入れている。
大和市・綾瀬市を管轄する大和警察署は、治安維持の観点から正確な警官数を公表していないが、県下最多の約400人の警察官が勤務しているとされる。女性警察官の割合は県平均よりも高く、警務、会計、生活安全、地域、刑事、交通、警備の7課すべてに女性が配属されている。警部相当以上にあたる幹部職員19人のうち女性は3人。
吉留育弘副署長は「男女を問わず優秀な人材確保が重要だが、多くの女性に警察官の仕事に興味を持ってもらいたい。PRにも力を入れていく」と話している。大和警察署でも、警察官採用試験の相談や願書の受付などを行っている。問い合わせは大和警察署/【電話】046・261・0110へ。
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