二輪車の事故件数が全国平均よりも多くなっている神奈川県。その状況を踏まえて大和市内でも6月12日、通行するバイクを対象とした事故防止啓発キャンペーンが、国道467号線の深見台1号公園横の道路で行われた。
実施場所である467号線では、大和警察署管内の交通事故件数のうち約10%が発生。これは管内路線の中で最も多い道路となっており、要警戒ルートとして重点的なパトロールが実施されている。
当日は、大和警察署と県警本部の警察官や白バイ隊員らが参加した。隊員らは467号を通行するバイクを止めて声掛けし、公園脇の生活道路に誘導。手作りのチラシを配りながら、交通事故による死亡者185人のうち、約3分の1にあたる62人が二輪車乗車中であることなどを説明した。
また、二輪車乗車中の死亡事故では、全体の約7割が頭部と胸部の損傷であることも解説。ヘルメットの着用義務を徹底したほか、実際に実物を見せながら、胸部を守るジャケット型のプロテクターについても啓発を行った。
ライダーたちは初めて見るプロテクターを触ったり、軽く叩いたりしながら「どこで売っているのか」や「値段はいくらぐらい」など、質問していた。
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