大和 社会
公開日:2015.10.02
やまとオレンジプロジェクト
認知症カフェが1周年
共生の地域・社会へ
大和市西鶴間の高齢者デイサービス施設「デイサービスハッピー鶴間」を会場にして、月1回開いている「オレンジカフェ@やまと」が1周年を迎えた。
主催するのはやまとオレンジプロジェクト(石井直樹代表)。オレンジカフェ@やまとは大和市初の認知症カフェとして昨年9月にスタートした。9月20日に開かれた第13回カフェには、介護者や認知症当事者の方だけではなく、元気なお年寄りらも参加。ボランティアとして、介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャー、言語聴覚士などの専門職の他に、20代、30代の若者らも会場を訪れた。
参加者からは1周年を祝って、泉の森のドングリの粉で作ったシフォンケーキやお手製の菓子などの持ち寄りもあり、フロアは終始和やかな雰囲気だった。
石井代表は「介護を続けていると介護疲れなどが生じてくる。話すだけでも楽になることがある。一人で抱えこまないで、気軽に集える場所として来ていただければ。専門職もいるので介護の相談にのることもできます」と話す。
オレンジカフェ(【電話】046・283・3900)は毎月第3日曜日・午後1時から4時まで開催。次回は10月18日に開く。参加費は無料(出入自由)。
厚労省推進プラン
認知症カフェ(オレンジカフェ)は、厚生労働省が認知症施策推進5カ年計画(通称・オレンジプラン)の中に位置づけ、介護者や認知症者を地域で支え合う仕組みとして全国的に注目されている取り組み。県内では横浜市、相模原市、鎌倉市などで開催されている。
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