神奈川県立大和高校(林忠校長)の1年生(約160人)が10月15日、IBMの社員を前に、学習成果の発表を行った。
学校の向かいに日本IBM大和研究所があったことから、同校ではキャリア教育の一環として2009年以降、総合的学習「IBM知的探訪」に取り組んでいる。当初は生徒たちがIBM社を訪問していたが、昨年からは同社研究員が高校を訪れる形式になっている。
当日は、社員8人が同校体育館を訪問。はじめに生徒たちを前に、それぞれ自身が日ごろ取り組んでいる研究や苦労した点などについて説明した。
後半は逆に、生徒たちがグループごとに行ってきた「調べの学習」の成果を発表。カラオケ、女子力、なでしこジャパンの強さから、夢見る脳の仕組みや味覚、男女差別と多岐にわたるテーマについて、歴史や科学、実際の調査結果などを基にプレゼンを行った。
発表を聞いていた研究員たちは「このテーマを選んだ理由は」や「発表するだけでなく、自分たちなりの意見や考え方などを盛り込むといいのでは」などと指摘。国際的に活動している同社研究員からのアドバイスに、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていた。
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