月例県政報告 35 〜議会報告 「創造的破壊こそ課題解決の処方箋」 神奈川県議会議員(無所属)菅原直敏(すがわらなおとし)
神奈川県議会議員としての任期もあと一年となりました。昨年同様、4月29日(日)に渋谷学習センター多目的ホールにて、菅原直敏の議会報告を兼ねて講演会を開催します。
さて、介護・福祉の世界に入り5年が経ちました。職場とする介護現場だけではなく、障害、保育、生活困窮、更生施設、時には海外のスラム街など、様々な現場を踏査してきました。また、福祉の4大国家資格である社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士を取得して、自分自身の知見と実践も深めてきました。
ここまで、いわゆる「福祉」というものにどっぷり浸かってたどり着いた私の答えは、「既存のやり方を続ける限り社会課題は満足に解決することができない」ということです。既存のやり方とは、ひたすらお金と人のみを引っ張って、物事を解決していこうという方法です。なぜなら、少子高齢化が急激に進展する日本において、人とお金はどんどん縮小していくからです。
ではどうするべきなのか?それは、今までの私たちの「常識」から一旦離れ、異なった視点からのアプローチをすることです。つまり、既成概念を壊すのです。これを私は「創造的破壊」と呼びます。
例えば、行政は高齢者、子供保育、障害と縦割りで制度を作りますが、それが問題を生むことがあります。障害のある人が65歳になると、障害福祉から介護保険のサービスに変わることで、サービスが減ったり負担額が増えたりする「65歳の壁」問題はその好例です。
今回の講演会は各地域で「創造的破壊」を行っている実践者をパネリストに迎え、皆さんの常識を覆す提案をしていきます。是非、足をお運びください。
3名のパネリストは左記の通りです。
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