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大和 社会

公開日:2019.11.08

結婚式も未来も「2人で創る」
手づくり感重視 地域住民も協力

  • 木村さん夫婦(奥)に見送られバージンロードを歩く新郎新婦

  • ケーキ入刀

 市内下鶴間のカフェレストランデリスで10月19日、都内在住の小林淳一さん、幸江さん夫妻の結婚式が挙行された。

 デリスの永田美良子さんと淳一さんの母・幸子さんが高校時代のバスケ部仲間で、淳一さんが幼少期から同店に通っていたことから実現した式。夫婦は一般の式場の形式に違和感を覚え、手づくり感のある式を2人で創りたいと思い、同店での挙式を決めた。式は13日に親族を、19日に友人を招き2回行った。

 バージンロードは店の向かいに住む木村笑美子さん宅から店に続く小道に敷かれた。木村さんが同店で開くボタニカルアート教室に以前、小林さん夫婦が参加していた縁から依頼し、19日の式は木村さんがベールダウンも行った。木村さんは「まさか自宅がバージンロードになるとは。私達夫婦にとっても一生の思い出になりました」と感激した様子で話した。

 式では2人の干支にちなみメインディッシュにうさぎがふるまわれた。また、幸江さんがデザインしたウェディングケーキは入刀から提供まで2人で行い、出席者一人ひとりに合わせた引き出物を用意するなど、こだわりの演出づくし。淳一さんは「家族や友人が喜んでくれて思い出になった。デリスで式を挙げて良かった」と話した。

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