市内福田の土地区画整理事業が今年3月末に完了し、大和市下福田土地区画整理組合(関水正幸理事長)の役員らが7月17日、大和市役所を訪れ、大木哲市長に報告した。
この事業で施行されたのは、高座渋谷駅から徒歩10分ほどの「下福田地区」で約3・9ヘクタールの土地。道路や下水道は未整備で、主に農地として利用されてきたが、農業離れによる後継者の減少が予想され、無秩序に宅地化されることが懸念されていた。
そこで地元地権者らは、有効な土地活用をはかり新たな住環境を創造するため、2006年から活動を開始。07年に街づくり検討会、08年に準備会を設立し、話し合いや市への届け出などを行ってきた。16年には同組合が設立され今年3月末の施行完了まで、理事会や総会をはじめ、工事の入札や検査の立ち合いなど、事業を進めてきた。
完成記念誌を作成
同組合では、これまでの歩みを記録するために「完成記念誌」を作成し関係者などに配布した。
関水理事長は約15年間の事業を振り返り、「ずっと手付かずの状態だった下福田が、宅地として使えるよう成し遂げられ良かった。事業が終わると、昔の様子は分からなくなってしまうので、記念誌にすることで記録に残しておければ」と話した。
|
<PR>
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
フリマ出店者30日まで受付4月26日 |
|
|
<PR>