県政報告 大和綾瀬児相を新設へ 4月1日に運営開始 公明党 神奈川県議会議員 谷口かずふみ
児童虐待などの相談が急増していることを受け、神奈川県は児童相談所を再編し、「大和綾瀬地域児童相談所」を新設。4月1日から運営を始めます。所管区域は大和市と綾瀬市で、中央児童相談所(藤沢市)の建物内に整備されます。
児相の組織が大規模化
相談件数の増加に伴う職員の増員で、児童相談所の組織が大規模化しており、迅速・的確に対応できる運営体制を確保していく必要があります。
特に中央児相(藤沢市、茅ケ崎市、大和市、寒川町を所管)、厚木児相(厚木市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村を所管)は、年間相談件数がそれぞれ2千件を超え、職員数もそれぞれ100人を超えるなど、早急に所管区域を見直し、規模の適正化を図る必要があります。
そこで県では、中央児相から大和市、厚木児相から綾瀬市を切り離し、大和綾瀬児相を立ち上げることにしました。
将来的には大和・綾瀬市内へ移設を!
大和綾瀬児相は、大和警察署や厚木保健福祉事務所大和センターとも所管区域が一致することから、虐待対応の更なる連携強化が期待できます。
一方、設置場所を中央児相内にした理由について、県では「建物を新築する場合、調査や設計、工事など、開設まで少なくとも4年程度かかる。その間にも、事案への迅速な対応に支障が生じる懸念があるため」と説明しています。
しかし、設置場所は所管区域内にあることが望ましく、私は「将来的には大和市内か綾瀬市内で適地を探し、移設してもらいたい」と強く要望しています。
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