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大和 経済

公開日:2022.02.18

接客は「いつも笑顔で」

  • 株式会社 浜屋百貨店伊藤 仁子さん(80歳)

 「生きている限りは、お店を見守っていきたいわねぇ」と明言。20歳で嫁いで以来、店の帳場に立ち続ける。

 現在は次男夫婦が店を切り盛りしているが「お店の商品が売れることが楽しみだから」と、電動自転車に乗って日参。

 愛媛県出身。京都にある短期大学を卒業してすぐに、大和にお嫁入り。父親には「石の上にも三年だぞ」と送り出されたという。

 接客は義母の教え「いつも笑顔で」を忘れず、息子には客の趣味にあわせて知識を広く浅く持つことが大切と提言。

 夫はもっぱら外商で顧客のもとに出向く日々のため、お店を切り盛りしながら3人の子育てにも奮闘。「自分のことは後回し。店と子どものことばかり」と苦笑い、子どもの手が離れてから日舞を習うなどの余裕ができたと話すが、その日舞のお稽古も店の営業を兼ねたものというから、商売熱心な姿が伺える。

 ボランティア活動にも力を入れ、所属するボランティア講師の会で月に数回、市役所と大和市市民活動拠点ベテルギウスに華をいける。

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