大和市議会会派　議会活動報告
大和正風会

（左から）佐藤市議、安藤市議、赤嶺市議、山本市議

　大和正風会は、個性豊かな４議員による市議会の中堅会派です。令和４年度は、任期最終年度として過去３カ年を振り返りつつ本年度を締めくくり、次期に繋ぐよう行動して参ります。

　任期１年目は、令和の元号と共に始まりましたが、２年目からは猛威を振るう新型コロナウイルスに翻弄され続け、議会活動も対応に明け暮れました。

　一方、市長部局は４期に及ぶ長期政権の弊害なのか強権的な市政運営が目立つようになりました。それによる市役所機能の停滞があってはなりません。

　風通しの良い職場環境のもと、市職員が全力で活躍することで市民の皆様が納得できる大和市の形がハッキリと見えてくるのです。

　大和正風会は行政との緊張感を保ちながら、議会本来のチェック機能を十二分に生かし、行政を正して参ります。引き続きご指導ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

ダメなものはダメと言い続ける安藤　ひろお

　現在大和市政は、組織の慢性的な活力不足に陥っています。多選批判で市長の座を得た現市長も４期15年に及ぶ長期政権で独断専行型の施策が目につきます。市長の一方的な思い込みによる箱物づくりにはもうウンザリです。コロナ禍の下、予算の適正な執行だとは、到底思えません。

　議会は行政の追認・追従機関ではありません。広く市民の思いや考えを反映し、本来のチェック機能を発揮してこそ存在意義があります。先ずは市役所組織の改革・正常化です。現在の専制的トップダウンではなく、ボトムアップで職員が活躍する風通しの良い組織に変えるのです。ダメなものはダメと言い続け、市民の意思を代弁し、今期最終年度尽力して参ります。引続きのご指導ご支援をお願い申し上げます。

市長に説明責任をこれからも求め続ける佐藤　正のり

　昨年５月の報道に端を発した大和市長のパワハラ疑惑は、残念ながら現在に至るまで、問題解明が十分に進んでいるとは言えない状況です。

　その大きな原因は市長の説明不足にあります。「過去２人の副市長が任期途中で辞任したにも関わらず、なぜ詳細な辞任理由を把握していないのか？辞任理由を調べたのか？」という私の質問に「裁判に関わる内容のため答弁を差し控える」と答弁され、私が「なぜ裁判に関わると説明を避けるのか？」と再質問すると「先程お答えした通り」と答弁されました。

　この様な中、私は繰り返し議会で市長の説明責任を問い続け、テレビや新聞で報道されました。任期最後の１年も市役所の風通しを良くし、市民の利益につながる活動をしてまいります。

初心を忘れず、権力に屈せず、市民目線を貫くあかみね　太一

　昨年４月、当時の副市長が一身上の都合により辞職した後、原因は市長によるパワーハラスメントだったとの報道がなされました。私は前副市長辞職等に関する調査特別委員会を設置する決議の「市議会は公正な立場で真相を明らかにし、もって市民サービス向上のために安心できる職場環境を継続していかなければならない」との趣旨に賛同し、同委員会の副委員長に就任し、委員の皆様と真相究明のための協議を進めています。

　また昨年12月の議会では、やまと公園に新設される約５億円の休憩所の契約議案に反対しました。採決の結果は、異例の可否同数となるも、可決されました。これからも市民目線と初心を忘れず、権力に屈することなく、是々非々の姿勢で取り組んでまいります。

「ヒラメ」市役所を「カエル」市役所に山本　光宏

　現在の大和市役所は、市民の皆様方の為に働いていると言えるでしょうか？頑張っている様にも見えますが、その力の入れ方がどこか明後日の方向に向いている様に私には感じられます。

　そんな中、私はライフワークの一つであるたばこ問題にて、条例改正を実現し、受動喫煙被害低減への道を開きました。

また教育問題についても、あまり実施例の無い教科書再採択を大和市にて実現しました。先日も５〜11歳の小児へのワクチン接種予算に反対をしました。他にも色々ありますが、行政の都合を忖度するのではなく本当に市民の皆様方の為の施策実現を目指し、活動をさせて頂いております。

　今後も上を向いているヒラメ市役所を市民の皆様方の為にカエル市役所にして参ります！