大和 経済
公開日:2022.09.09
9月議会に16億8千万円
補正予算案
大和市は8月30日から開催されている市議会9月定例会に、2022年度補正予算案を提出した。総額は16億8053万7千円。新型コロナウイルス感染症に対するオミクロン株対応ワクチン接種事業及び、原油価格・物価高騰対策中小企業支援事業に予算の中心を据える。補正後の一般会計の総額は880億3518万1千円。
今回の補正予算案について、市財政課では「新型コロナ対策に対応する予算」と位置付ける。
ワクチンに6・3億
先日前倒しで開始することが発表されたオミクロン株対応のワクチンの接種(5回目)に必要な経費として6億3002万4千円が増額された。
新型コロナやロシアによるウクライナ侵攻による原油価格・物価高騰の影響を受ける市内事業者の経営を支援するため、3億6050万円を計上。22年4月から9月までの期間の売り上げが、19年から21年のいずれかの年の同期間と比べ原油・物価高騰の影響により、10万円以上の損失を受けた事業者に対し一律10万円を支給する。さらに道路運送事業者などには10万円を上乗せして支給する。この事業は「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用する。
そのほか主なところでは、教育ネットワーク運用管理事業に2億939万8千円を計上した。具体的には、市内28の公立小・中学校のネットワーク管理の改善と、市内全児童・生徒と教諭に配られている教育用端末を、さらに各クラスに1台を配備する費用などにあてられる。
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