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大和 意見広告

公開日:2023.03.17

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地域一丸でより良い長寿社会を
西田 えみ(下鶴間)

 私は生まれたばかりの娘を育児する傍ら、祖母の介護を経験したこともあり、ご高齢の方々の支援についてはとても高い関心を寄せています。

 大和市の高齢化率は、令和5年3月1日時点で23・8%となっています。これは、市民の約4人に1人が65歳以上であることを意味します。

 私の祖母のように、高齢者の多くは自宅での生活を望んでいます。「慣れ親しんだ家で過ごしたい」。これはとても自然なお気持ちです。ですから、地域のネットワークを活かした身近な居場所作りが何より大事なのではないでしょうか。

 コロナ禍のこの3年の間に地域のつながりが希薄になったと感じます。市民講座やボランティア活動など、身近な社会参加の機会を復活させることが大切です。また「人生100年時代」の到来が言われて久しくなりました。長寿社会では、健康が一番の資本。地域を挙げて介護予防策を打つことが重要です。それぞれの健康状態や生活環境、生活スタイルに合ったきめ細かなサービスが介護予防には欠かせません。行政からの一方通行でなく、住民の声やニーズを探る綿密な調査が必要です。

 今後も高齢化が進むと予想されます。高齢社会においては、介護や医療、福祉などの分野で、新しいサービスや取り組みが求められます。大和市にお住まいの一人ひとりが「健康都市やまと」を実感することのできる自治体運営が必要であると考えます。

西田恵美

大和市下鶴間250

TEL:080-2108-8890

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