新聞記者16年を経て地方議員へ 意見広告 見るのとやるのは大違い 大和市議会議員 小田 博士
私は16年間、新聞記者をしていました。実家で新聞数紙を購読していたため新聞は身近な存在。中学では放送委員会、高校では新聞部に入るなど、マスメディアに対する思いを持ち続けていました。森羅万象の出来事を国民の皆さんに正確に伝え、世論を喚起する記者職への憧れや、自分で現場を見てみたいという好奇心がありました。
大学卒業後に入社した産経新聞社では整理部、千葉総局、社会部、政治部と4つの部署を担当しました。そのなかでも長かった行政取材では千葉県庁、文部科学省、総理官邸、防衛省などに籍を置きました。記者職はとてもエキサイティングでやりがいがありましたが、40歳を前にして思い悩むようになりました。
「世の中を良くするには、記事で訴えるだけでは限界がある。政治家は脂ギッシュなイメージがあるが、意外に普通の人も多い。自分もできるのではないか。これまでの経験を活かし、故郷のため、公のために尽くそう。赴任先では当時、1年間に3人の市長が汚職で逮捕された。地方行政・議会を何とかしなければいけないのではないか。私が活躍できる余地はあるはずだ」
2014年の夏、市議会議員への転出を決意しました。当時は都内に住んでいましたが、秋に退社し大和市へUターン。15年4月に初当選し、2期8年が経ちました。
見るのとやるのは大違いです。記者時代は、言論の府で論戦に活躍する政治家の「A面」しか見ていませんでしたが、実際には地域活動など地味な「B面」の仕事が多いです。街を良くすべく、市民の見えないところで努力している議員も多く、頭が下がります。
私は議会で政策提案する際には、きちんと調べたうえで論理的に説明するように心がけ、待機児童の縮減、教育環境の向上(各教室への新聞配架、視力検査表設置など)、企業活動振興条例の制定などにつなげてきました。また「是々非々」の方針で、良いものは良いと評価し、改善すべきは指摘してきたつもりです。多選自粛条例の見直しをはじめ、議会内で最初に問題提起する「ファーストペンギン」だと自負しています。
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